オレはな! 父ちゃんの分も 母ちゃんの分も 大福の分も!
3人と一匹分の人生を精一杯生きなきゃーなんねーんだ!
お前みたいにビビってションベンたれて…
そのこといつまでも引きずってスネてるような
ハナッタレに負けるわけねーだろうが
この野郎ーっ!!
8歳のとき起きた裏山の土砂崩れで、
両親も家もランドセルも、可愛がっていた
「大福」という名の犬も失ったという月島花。
彼は自分をライバル視し続ける天地寿との
最終対決を前に、上記のように叫んだ。
それは小学生の頃、自分の同じように肉親の死という
苦しみを味わった男に対する、彼なりのやさしさだった。
『WORST』第21巻より